2010年07月に最近のレカロシート「マニフィカシリーズ」を
カイエンへ2座席左右セットにて装着しました。
概念とは恐ろしいもので、レカロは今までC-クラッシックもしくは、
CSEでなければ駄目だ!と強く個人的にもそう思い込んでおりました。
1990年代のデザインで作られたメルセデスのインテリアであれば、
確かにそれはストライクゾーンで見事なまでに当てはまりました。
実際に124メルセデスAMGのE320T-3,6ステーションワゴンでは18年目を迎え、
レカロ装着は2座席ともC-クラッシックを装着です。既に15年目になります。
それからスポーツセダンW124036 E500-5,8でも、
これまた同じくインテリアには左右でC-クラッシックを装着させています。
それではポルシェのカイエンのインテリアではどうなのでしょうか?
まずカイエン純正シートのデザインと当時のC-クラッシックやCSEでは、
空間パッケージの雰囲気も局部の処理も全く180度も違っていたのです。
クラシカルな90年代のシートの造形クリアランスと、
2000年代のデザインとでは微妙に進化具合においても違いがあったのかも知れません。
またポルシェカイエンに新車から装着されている標準純正シートの、
ヒーター機能が個人的にも最高に気に入っていました。
半分腰痛持ちの私にしてみればこのヤケドするくらいに効く、
5段階ダイヤル式強弱ヒーティング機能はまさに宝物に匹敵するくらいでした。
ということでそんなこんで2003年〜2010年までの7年間、
カイエンにレカロを装着せずに過ごして来たのはそんな細かな理由からでした。
シート交換のキッカケはASMの金山総店長とEガレージの浅賀さんの薦めもあって、
そろそろカイエンにも本格的シートを、と装着に踏み切ってみました。
装着してみて驚いたのはクルマの基本性能がまるで向上したかの如く
スゴく乗り易くなったのです。
レカロマニフィカシリーズを装着するにあたり以下のようなメリットがありました。
1, カイエンの純正シートと
このレカロのマニフィカのデザイフォルムがある程度同じで違和感が無い事。
装着させた時のシート本体の大きさとインテリア空間との隙間の問題ですが、
丁度良いクリアランスと全体の塊感とのバランスが重要です。
2, ターボ内装の天井に使用されているアルカンターラブラックの素材と
マニフィカの生地が非常に良く似ていて
レザー&アルカンターラブラックのコンビネーションがさり気なく美しい事。
素材感に違和感があったり装着し終わった時に取って着けたような雰囲気がでない事。
3、サイドシートコントロールスイッチの左右の調整位置が
純正と同じ位置で使い慣れた操作感が同じである事。
操作方法が全く違ってしまったり操作を新しく覚えるような事が無く、
スグに今まで通りの使い方が違和感なく使用出来る事。
4、パワースライドとシートハイトアジャスト機能が
マニフィカ装着により活かされる事。「電動スライド機能を選択した場合に限る」
何かの犠牲で何かを手に入れるという満足と不満の差し替えが無い事。
5、純正シートより適度に硬くスポーツ性能が充分に優れている事。
装着して実際に乗ってみるとこれがまた信じられないくらいにイイんです。
クルマ全体がさらに軽くなったような気がしました。
アクセルを踏み込む瞬間から走り出しまで、
まるで同じクルマとは思えないくらい軽くなりました。
モチロン長距離運転にも適していますから腰にも最適です。
今度長距離に出掛けてロングランテストでもしてみようかと思います。
デメリットとしてはこのマニフィカシートを左右で装着させる場合、
シート本体の購入金額が少々高く、
それにともなう決断力と装着のタイミングを要求されるくらいでしょうか?
装着してみてはじめて理解出来ましたが、
素晴らしいドライビングポジションと快適な着座姿勢が得られました。
のんびりと7年間もそのまま我慢する必要はありませんでした。
もう少し早くこのマニフィカシリーズの魅力に気が付いていれば!
世の中にこんなに素晴らしきアフターパーツが存在していたなんて!
2 件のコメント:
加古さんへ
こんにちは。
赤いバスの表紙の写真、よーく見るとバスと看板に
AFFのロゴが!!お洒落ですね〜。
ポールYOSHIDA1979
こんにちは〜吉田さん。
よくぞ発見出来ました。さすがですね!
IKEAさんにて手に入れました巨大パネルです。
吉田スタジオにも1枚ディスプレイに如何ですか?
加古。
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