SIGMA DP3 Merrillにて撮影です。
短い命と表現するとそれは桜だけでなく、 他の植物全般にも当てはまる花の宿命だと思います。 桜はこの季節の到来までは枯れ木に近いスタイルでじっと気配を消して、 お馴染みの場所で静かにその時を待ち続けるかの如く存在し続けているのかも知れません。 自然界とは本当に不思議です。 時計仕掛けのタイマーが春モードに移り変わる瞬間に、 一斉に異様な程の存在感を放つエネルギッシュな生命力に満ち溢れて来ます。 狂い咲きとか百花繚乱と言われるこの色の持つパワーと想像以上の存在感。
枯れ木に花を咲かせましょ〜!
と魔法の出来事のように聴こえるこの言葉のフレーズ。 大昔の童話に登場してくるご存知 花咲爺さんの有名なお話し! 葉より先に莟が芽生え一斉に時間の到来とともに咲き乱れるサクラのエネルギー! まるでメラメラと燃えるような花の生命力と旬の短きサクラの存在時間。 散り際も素晴らしくあっと言う間に地面に吸い込まれて花片は消えて行きます。 または河川敷であればその下に流れる川に流されて小さな花片は無数に海へと向かいます。 等間隔に敷き詰められたこの花片の存在感も咲き乱れるサクラ以上に圧巻です。 連続100回も特殊な生命力の人以外は自分の目では見られない限られた回数のサクラ見物
加古 俊文SIGMA DP3 Merrillにて撮影です。
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