2013年05月16日
ハイパーモタード1100S 2台で往復250キロ日帰りツーリング。
初期型のハイパーモタード2台で行く富士山麓周辺ランチツーでした。 初期型のハイパーモタード1100Sの完成度はもしかしたら完成度のバランスが一番良いのかも? ハイパー新旧全車種を乗り比べた訳ではありませんから正確な比較テストを知りません。 それでも直感とでも申しましょうか?勝手な個人的妄想では御座いますがそう思う事が御座います。 ピエールテルブランチ氏デザインのスポクラシリーズとこのハイパーモタードの共通点。 それは永年所有しても飽きる事の無いデザインの面白さと完成度の高さなのではないでしょうか?
個人的な満足度なんてのは大きな錯覚と思い違いの愛情が加算されて、 時間の経過とともに勝手に美化されて行くものと思っておりますが、 このハイパーモタード1100Sの完成度の高さは何と言っても, その骨太な骨格と豪華パーツで構成される基本構造では無いでしょうか? まずは黄金色に輝くマルゾッキ社製の50mmの極太フォロントフォークの径の極太さ加減。 そして制動力に優れる安定したモノブロックキャリパーの存在。 マルケジーニ社製のデザインもなかなかお気に入りの鍛造軽量アルミホイールの装着。 心臓部はパワフルでトルクフルな排気量1078ccのデュアルスパーク空冷2気筒エンジンの搭載。 乾式クラッチで馬の背骨に跨がるようなニーグリップが独特なる着座フィーリング。 ミラーの存在が縦ではなく横に広くて開放感に優れたハンドル周りのシンプルなデザイン。 数え上げたら初期型ハイパーモタード1100Sの魅力はキリがないくらいに沢山出てきます。
新車販売時には当時車体価格179万円というスペシャルなプライスゾーンでした。 購入時には経費やら税金やら登録手数料を含めると、 合計で約200万円ゾーンでなければ入手出来ない時代もありました。 これは決して販売価格が高いと言う事ではなくむしろその逆なのでした。 ハイパーモタード1100Sへと奢られた純正パーツの単品価格を計算すると驚きです。 豪華装備なる装着部品の割には比較的コストパフォーマンスに優れたお値打ち価格だったのです。 さらに最近では中古車販売市場での平均販売価格は約66%OFFくらいで流通しています。 信じられない事におよそ 1/3くらいのコストでこれらのパーツが組み込まれた、 イタリアンバイクでもありスペシャルマシンが入手出来る素晴らしき環境なのです。 さすがにスポクラシリーズは人気が再浮上して高値安定領域へと昇華してしまいましたが、 初期型ハイパーモタード1100Sは先代モデルのムルティストラーダ1100Sと同じ領域へと! 極上車を探し出し2〜3台スペアマシンが追加で欲しくなるくらいに、 永きに渡って本気で惚れ込める特別なるマシンなのかも知れません。
加古 俊文
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